原因
肌は大きく分けて表皮と真皮がありますが、表皮には一番上に皮脂膜があり、次に角質層があります。
この2つの層が肌を「ダニ、ハウスダスト、化学物質、異物」など外界の刺激やアレルゲンから守るバリアのような役割をしています。
これを肌バリア機能といいます。美容整形
健康な肌の条件とは、潤い、なめらかさ、ハリ、弾力、血色が良い状態をいいます。
しかし、20〜25歳ぐらいをピークにして水分がだんだんと減少していき、新陳代謝が衰えてくるため、
この「健康な肌」の状態が加齢とともにだんだんと失われていきます。
ですから、肌のトラブルが増えるひとつの要因が加齢ということになります。
生活の中にある肌トラブル悪化要因
最近では偏った食生活によるビタミン、ミネラル不足・水道水の飲用と入浴(塩素の影響)
・肌に刺激が強すぎる化粧品やシャンプー、ボディソープ・化学物質・睡眠不足・ストレス・紫外線などの影響から、
若くても水分と皮脂のバランスを崩して、肌のトラブルを抱える人が増えてきています。
このように肌のトラブルの原因は、誰の身の回りにも起こってしまうことです。なので、誰でも注意する必要があります。
とくに肌の弱い赤ちゃんの乾燥肌、敏感肌、肌荒れなど肌トラブルがとても増えていますから、
肌を傷つけるような生活をしないように注意しましょう。日経225ミニ・mini
何らかの要因で、皮脂膜が薄くなり角質層が荒れてしまうと、表皮の隙間から、ダニやほこり、
細菌など、さまざまな物質が侵入してくるため、かゆみを感じたり、肌が敏感になってしまいます。
そして水分が蒸発をはじめて潤いを保てなくなり乾燥肌になってきます。
荒れた角質層を補うために皮脂が過剰に分泌されるとオイリー肌になるのです。
マスト細胞は、かゆみを感じる「ヒスタミン」の放出を始めてしまいます。
乾燥によるちょっとしたかゆみが始まった状態です。
「かゆいからかく」という動作を繰り返した結果、表皮はとても荒れてしまい、ますます刺激物質が侵入し、
水分がどんどん蒸発するようになります。
水分が蒸発するとますます肌荒れがひどくなり、かゆみが増してきます。SEM
乾燥とかゆみがひどく感じるようになり、場合によっては夜も眠れないほどになる人もいるのではないでしょうか。マスト細胞や末端神経は、
皮膚の上部まで上がってきてヒスタミンを放出します。
さらに悪化すると弱酸性だった肌のPH(ペーハー)が、中性から弱アルカリになり、
湿潤面ができてしまいます。
このように、乾燥肌とは肌の皮脂の分泌が衰えていることに加えて、程度の差はありますが表皮がダメージを受けている状態です。
とくに角質層には「セラミド」という成分が中心の細胞間脂質によって、肌バリアが形成されていますが、乾燥肌はセラミドが不足して、
肌バリア機能が衰えている状態なのです。